『保健師から看護師へ転職なんて無理…』と思った私が動けた理由

「保健師から看護師への転職なんて私には無理…」

と私も何度も思いました。

そんな中から看護師に転職するのはやはり勇気がいります！

そして転職して、行動できた自分が嬉しく、刺激のある人生になりました。

転職できたか出来なかったかに関わらず、行動できたことがそもそも嬉しく達成感みたいなものを感じました。

看護師として働く毎日は大変だけど、学びも多く、私が勤務したクリニックでは残業代もしっかり支給され、充実した日々を送れるようになりました！

この記事では、「転職を迷っている・なかなか行動できないあなた」に向けて、

転職への不安を整理し、一歩を踏み出す考え方をまとめました。

そもそも『転職無理』ってなぜ思ってしまうんだろう…

転職を考えても、なかなか一歩を踏み出せない理由は人によって違います。

①『公務員＝安定』を手放す怖さ

行政保健師＝公務員。 安定した立場だからこそ転職するのは怖いですよね。

周りの人には「公務員辞めるのもったいないよ」 と言われ、、。将来の保障、福利厚生、育休制度…。安定の裏で 「このままでいいのかな」と思う自分もいたり…。

しかし勤務する病院によっては、福利厚生・育休制度がしっかり整っています。

公務員の働き方しか知らないと、それが“絶対の安定”だと感じてしまいがちですが、実際にはそんなことはありません。 公務員以外でも、安定して働ける道はたくさんあります。

②実習以来してない看護技術への不安

私はこれが1番不安でした。

看護実習以来、看護に関することは一切していないし、手技もすっかり忘れていました。

でも「頑張ろう」と。臨床経験なしでも採用してくれる所を探しました。もし採用されなかったとしても、保健師を続けたらいいやと思っていました。

転職サイトを見ていると、未経験でも採用してくれる所はたくさんあり、少しずつ前向きに転職について考えることが出来ました。

実際、臨床経験なしでも看護師として採用してくださり、1からすべてのことを教えてもらいました。その方々には感謝しかありませんが、そういった転職先もあるので、初めから無理と思わず、保健師を続けながら探してみましょう。

③周囲の目が気になる

公務員になると家族が喜んでくれた方も多いと思います。

周りの人がいうことは参考程度に、最終的には自分で決めること。

子どもではなく、大人なのだから自分で責任を持ち、自分の生きたいように進みましょう。

でも、「いきなり明日辞めます。」はやめときましょう。今後の人生が心配です。

その前にこちらの記事も見てみてください。

④自信が持てない

人間なので自身を持てない時があったり、特に女性は気持ちに波があります。

仕事がしんどくても 「私だけ弱いのかな」と自分を責めてしまうことも…。

周りが頑張ってるように見えて 自分だけがダメなんじゃないかって。

「しんどい」と感じるのはみんなにあることで、自分だけと責めることは全くありません。

「根拠を持って私は看護師に必ず転職できる！」というのは、臨床経験があろうとなかろうと無理です。

⑤“新卒で入った職場に一生いるもの”という思い込み

「一度入った職場は続けるもの」 私にはそんな思い込みがありました。

しかし同期は1年2年とすぐに転職していきました。

私の両親は「転職なんて…」と言いますが、

今は転職が当たり前の時代です！

ライフステージや価値観、給与に合わせて 働き方を変えるのは自然なこと。

私はこの思い込みを手放したとき 視界が一気に開けました！

育った環境によって考えは違います。なのでより多くの人の意見を聞いたり、本を読んだりして情報収集をすることがとても大事です。

それでも転職できた理由

私も最初は「保健師から看護師へ転職なんて無理」と思っていました。

でも、実際に行動してみると、思った以上に道は開けました。

① 若い人は採用されやすい

「経験が浅くても、未経験でも、若手なら育てたい！」

そう考える職場は、意外と多いです！

もやもや悩んでいるうちに時間は過ぎていき、あっという間に30代に突入していきます。

看護師に転職しようか悩んでいるなら、早めに行動しないとそのチャンスを失ってしまいます。

② 今は転職市場

今は“転職市場”。

今は“転職市場”。 一つの職場に一生勤める時代ではなくなり、転職は当たり前の選択肢になってきました。

でもだからと言って保健師から看護師に転職したら、志望動機や面接でなんて言ったらいいんだろう…と不安もありますよね。

そんな時はこちらの記事も参考にしてください。

インフレも進み、給与が上がらなければ生活が苦しくなる一方です。年金も不透明な今、 勤務条件や年収を見直すことはとっても大事です。

③ 保健師経験は強みになる

保健師としての経験は、どの現場でも役立ちます。

これらの経験は、しっかり評価してもらえました。

特に母子保健や地域支援の知識、各関係機関との関わりは、クリニックや訪問看護でとても役立ちます。

保健師の時に看護師の経験が欲しかったように、看護師になると保健師の経験もあればよりよく患者さんに接することができます。

④ 周りの目を気にし過ぎない

就職を応援してくれた両親、一緒に働いた職場の人のことが気になりますよね。

でも、何をしようが、どこで働こうが、自分の人生です。

実際、転職後に「楽しそうに働いてるね。良い経験だね。」と言われるようになり 周囲の反応も変わっていきました。

自分の人生、自分で決めていきましょう。

⑤ 段階的にスタートできる職場がある

「いきなり病棟勤務なんて無理」 そう思っていた私は、クリニックを選びました。

私の勤務したクリニックはベテランの方がいらしたので、しっかり技術を教えて頂きました。

基本的に大きい病院の方が教育や指導がしっかりしています。(夜勤は合ったりしますが、、)

まずは、自分の優先順位を整理して “できそう”と思える場所を探すことが大事です。

私も最初は「夜勤なし・家から近い・給与がそこそこ」で探しました。 条件を絞ることで、安心して一歩を踏み出せました。

動き出す前にやっておくこと

転職を決める前に、少し準備をしておくと安心です。
焦って行動するより、計画的に進めたほうが成功しやすくなります。

① 自分の希望条件を整理する

転職先を探す前に 「自分が何を大切にしたいか」を明確にしておきましょう。

この“譲れない条件”を決めておくと 求人を見るときの迷いが減ります。

私も「夜勤なし・家から近い・給与がそこそこ」を軸に探したことで 自分に合った職場が見つかりやすくなりました。

② 情報収集をする

いきなり応募しなくても大丈夫。 まずは、転職サイトや求人情報をチェックしてみましょう。

「こんな働き方もあるんだ」 「この条件なら自分にもできそう」

そう思える職場が見えてくると 気持ちが少しずつ前向きになります。

転職エージェントに相談するのがおすすめです！

探す時間がない、そもそも看護師をしたことがないので自分に合った仕事はどんなものがあるか、など調べてくれて一緒に考えてくれます。

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③ 家族や信頼できる人に相談する

一人で悩まずに信頼できる人に相談してみるのも大切です。

・夫や両親に気持ちを伝える ・友人に意見をもらう

話すことで、自分の考えが整理されたり 新しい視点が得られることもあります。

④ 不安や疑問を紙に書き出す

頭の中だけで考えていると『ぼんやり不安』で行動できない人もいます。

頭の中のモヤモヤを“見える化”するだけで 気持ちが整理され、次の一歩が踏み出しやすくなります。

私も「不安リスト」を作ってみたら 意外と“対策できること”が多いと気づけました。

不安や疑問をはっきり解決できないこともあります。ですがそれは転職だけに限った話ではありません。

周りの人に相談したり、情報収集したり、実際に行動してみて、解決することもたくさんあります。自分不安や疑問の答えをはっきりさせるために、一歩踏み出してみましょう。

⑤ 小さな行動から始める

いきなり応募や面接じゃなくてOK。 まずは、小さな行動から始めましょう。

私も最初は、情報収集だけでした。 でもそれだけでも「自分でもできそう」と思えるようになり 気持ちが前に進みました。

小さな一歩が、未来を動かすきっかけになります。

まとめ：一歩を踏み出せば人生は変わる

「保健師から看護師へ転職なんて無理」
そう思っていた私でも、行動したことで大きく変わりました。

実際に転職し、もし看護師が合わなければ、保健師に戻る選択肢もあります。

転職は勇気がいるけれど、
不安を感じるのは「逃げたいから」ではなく、
自分の人生を真剣に考えている証拠です。

今の仕事を続けながらでも大丈夫。むしろ続けながら探してくださいね。

人の意見に流されず、自分で自分の道を作ってみてください。