『保健師を辞めたい』人へ。辞める前にすべきこと5選

行政保健師は仕事量が多く残業ばかりで、時には市民の方からお叱りを受けたり…頑張っていてもうまくいかない時があります。

私の同僚も同じように感じている人が多かったので、いま行政保健師をされている方もそのように思う方は多いのではないかと思います。

だからといって次の仕事を見つけずに辞めることは、オススメしません！！

急に給与がなくなると生活ができなくなり、仕事を見極めず働かなければならないからです。

「保健師を辞める前にすべきこと５選」を紹介します。

前に進むこと素晴らしいことですが、そのための準備も大切です。

その時の感情に流されずに、自分の進むべき方向を考えていきましょう。

「保健師を辞める前にすべきこと５選」

何故辞めたいか具体的に書き出す

保健師の仕事がしんどく「もう辞めたい」と思った時に、まずやってほしいことがあります。

それは「何故そう思っているのか」を紙に具体的に書き出し、その解決方法を考えることです

でも何故辞めたいか実際に文字にして書き出してみます。

辞めたい理由	解決策
残業しんどい	時間内に終わるように優先順位のリストを作る、残業しない日を決めておく、上司に仕事量と自分のキャパを相談する、残業が少ない職場への転職を考える
上司と話すとしんどい	話しやすい先輩に相談してみる、市町村の中で異動願いを出す、転職する
給与が低くて辛い	公務員保健師の給与は一気に上がらない＆副業できない→転職を考える
自分の成長が感じられない	看護技術が学べる仕事へ転職、職場の尊敬できる上司のように自分には何足りないか考え勉強する
健康教育前のストレス	場数を踏む、先輩に相談する、勉強し知識を増やす

改善策まで考えた時に、いくつかの選択肢がでてきます。

自分がどの方向に進みたいか考えましょう。

方向性が見えたら、その方向に進むために少しずつ行動を始めてみます。

「保健師を辞めるべきか」頭の中だけだと忘れたり、その時の感情に流されてしまうので紙に書いて今後進みたい方向性を考えることが大切です。

他の働き方、職場について調べる

急に退職するのではなく、他の仕事について調べておきましょう。

他のことを経験せず新卒で入ったのであれば、「つらい、辞めたい」という感情がまだ一年目だからなのか、本当に合っていないからなのか判断するのが難しいです。

まず仕事を続けながら、他の職場のリサーチをします。。

看護師保健師の資格を持っていれば、いくつかの条件に当てはまる仕事は見つかると思います。

『選択肢＝心の保険』なので始めは仕事をしながらリサーチをすすめましょう！

条件が良いのもがあれば行動することもOKです。

次の仕事を決めてから辞める

基本的には次の職場を決めてから退職するようにしましょう！

急に給与がなくなれば生活が成り立たなくなります。

勤務年数によりますが、退職手当は当てにはならないです。（私は2年半勤務して20万円くらいでした）

例外として、生活費が1年分くらい貯金出来ているのであれば、その1年の間に仕事を探せるので決めずに退職するのもアリです。

退職理由を考える

辞めようと思った時に、退職理由をしっかり考えましょう。

いざ、上司に退職理由を伝えるときに、自分の中で理由がはっきりしていないと、うまく説明できなかったり、引き止められて話が進まなくなることもあります。

引き止めようがなく、遠方に転居する・家庭に入ると言えばますます仕事継続は難しいので退職できるようになります。

例えば円満にいかない例はいくつかあります。

こういった理由は部署の異動や一次的な休職を提案され、すぐに退職という流れにならないこともあります。

だからこそ「何故辞めたいのか？」を整理して「退職理由」まで考えておくことが大切です。

病休や有休消化など今すぐ辞めない選択肢を確認する

「もう無理」「辞めるしかない」と思い詰めてしまうこともあるかもしませんが、他にも方法はあります。

まずは、有給休暇や病気休暇など休むことができるか確認してみましょう。

特に心や体が限界に近づいてきている時は、休むことが大切です。

たとえばうつ病や適応障害などと診断された場合は「傷病手当金」という制度を使って休養を取ることもできます

その間は、休む前の給与の3分の2程度を受け取ることができます。（職場に確認必要）

実際にうつ病や適応障害と診断されたときはそういった制度を自分で調べたりするのは難しいです。だから元気なうちに「制度」を調べておくことが大事です。

まとめ

「保健師を辞める前にすべきこと５選」を紹介しました！

辞める前に５つのことを進めていき、次のステップに行動できるといいですね。

読んでいただきありがとうございました。