保健師から看護師へ転職したい。でも志望動機ってどう書けばいい?
・「志望動機がうまく書けない…。」
・「正直“保健師が合わなかったから”だけなんだけど…。」
・「保健師がつらすぎた…しんどかったから転職したい。」
・「今の職場の人間関係に疲れた」けどこれは履歴書に書けないよね。
そんなふうに悩んでいませんか?
保健師から看護師への転職は少数派。
だからこそ志望動機をどう書いたらいいか分からない、という人も多いんです。私自身、新卒で行政保健師として働き、クリニックの看護師に転職した経験がありますが、履歴書を書くときは本当に迷いました。

でも、大丈夫。
保健師としての経験は、必ず看護師としての仕事にも活かせます。
この記事では、保健師から看護師への転職に使える「志望動機の書き方のポイント」と「そのまま使える例文10選」を紹介します。
転職活動をスムーズに進めるためにも、自分らしい志望動機を一緒に考えていきましょう。
志望動機に入れたい3つのポイント
① なぜ看護師になりたいのかを明確にする


まず大切なのは、「どうして保健師ではなく看護師を選んだのか」という理由。
単に「保健師がつらい、しんどい、合わなかったから」ではなく、
- 現場で直接患者さんと関わりたいと思ったから
- 急性期の医療や、より臨床に近い場面で学びたいと思ったから
- 看護の原点に立ち返って、人に寄り添ったケアをしたいと思ったから



自分の中で芽生えた前向きな動機を言葉にしてみましょう。
② 保健師の経験をどう活かせるかを伝える


次に大事なのが、「保健師としての経験がどう役に立つか」をアピールすること。
たとえば、
- 赤ちゃんからお年寄りまで色んな年齢層の方と接しコミュニケーションをとってきたこと
- ・乳幼児健診に携わり多くママパパの相談に応じてきたこと
- ・高齢者の健康教育、健康相談の経験があること
など、あなたがこれまで培ってきたスキルは看護の現場でもしっかり活かせます。
③ その職場を選んだ理由をしっかり書く


最後に、「なぜその病院(クリニック)で働きたいのか」もきちんと伝えましょう。
- 院内のチームワークを大切にしている点に惹かれた
- 〇〇科に関心があり、専門性を高めたいと思った
- 〇〇の研修制度があり、自分にとって成長できる環境だと思った
など、その職場だからこそ応募した理由を書くことで、志望動機にぐっと説得力が増します◎



ホームページ等を確認してその職場の利点を入れれるようにしましょう。
保健師から看護師への志望動機10選


① クリニック看護師として働きたい場合
保健師として地域住民の健康相談や予防的支援に関わってきましたが、より患者さんに近い立場で看護を提供したいという思いが強くなりました。貴院のように地域に根ざした医療を行うクリニックで、患者様一人ひとりに寄り添ったケアを実践したいと考え、志望いたしました。
② 病棟看護師(急性期)を希望する場合
保健師として勤務する中で、より直接的に患者さんの回復過程に関わりたいと感じ、看護師への転職を決意しました。急性期病棟では判断力・観察力が求められると理解していますが、これまでの予防の視点を活かしつつ、実践的な看護技術を磨いていきたいと考えています。
③ 外来勤務を希望する場合
保健師の経験から、健康に関する不安を抱える方と丁寧に向き合うことの大切さを実感しました。外来では限られた時間の中でも信頼関係を築く力が必要と感じており、私のコミュニケーションスキルを活かせると考え志望いたしました。
④ 夜勤なし・日勤常勤で働きたい場合
結婚・出産を経てライフスタイルが変化し、日勤のみで長く働ける職場を探しておりました。保健師として身につけた多職種との連携力や相談対応力を活かし、患者さんやスタッフと信頼関係を築きながら、安定的に業務に取り組んでいきたいと考えています。
⑤ 子育て中・時短勤務を希望する場合
現在子育て中であり、家庭と仕事の両立がしやすい環境を探しておりました。貴院では時短勤務制度が整っており、家庭を大切にしながらも看護師としてキャリアを積むことができると感じ、志望いたしました。保健師としての臨床支援経験を活かし、短時間でも質の高いケアを提供できるよう努力します。
⑥ 健診センターで働きたい場合
保健師として健診や健康指導に携わってきた経験から、健診の重要性を改めて実感しています。看護師として検査や受診者対応など幅広く関われる健診センターで、より多くの方の健康維持に貢献したいと考え志望いたしました。
⑦ 産業保健師→病院看護師に転職する場合
産業保健師として働く中で、職場の中だけでなく、病気や怪我で治療が必要な場面にももっと深く関わりたいと感じ、転職を決意しました。貴院のような患者中心の医療を実践されている病院で、看護師として成長していきたいと考えています。
⑧ 「人と関わる仕事がしたい」想いを伝えたい場合
保健師として事務作業やデータ管理などの業務が中心となり、「もっと人と関わる時間を持ちたい」という気持ちが強くなりました。看護師として、患者さんに直接触れ、対話し、寄り添える現場に身を置きたいと思っています。
⑨ 新しいことにチャレンジしたい思いを伝えたい場合
保健師として3年間働く中で、徐々に現場の看護業務にも関心を持つようになりました。今後のキャリアを広げるためにも、看護師として医療現場での経験を積み、視野を広げたいと考えています。
⑩「保健師→看護師」への転職をポジティブに伝えたい場合
保健師として地域の方と関わる中で、もっと目の前の患者さんに直接関わり、医療的な支援がしたいという思いが強くなりました。体調が不安定な方への支援を行う中で、「私にできることはもっとあるのでは」と感じ、看護師としてのキャリアに踏み出す決意をいたしました。これまでの経験を活かしながら、一から学ぶ気持ちで丁寧に看護に向き合っていきたいと考えています。
志望動機に力を入れ過ぎないで。大切なのは「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえること!


履歴書の志望動機は、自分の想いや考えを伝える大切な手段です。しかしそればかりを考えていても仕方がありません。
実際に採用されるかどうか大切なのは、「この人と一緒に働きたい!」と思ってもらえることです。
たとえば、
- 受け答えがはきはきしている
- 笑顔が素敵
- 質問に素直に答えられる
- 分からないことを学ぼうとする姿勢がある
そんな姿勢や雰囲気から、「この人なら頑張ってくれそう」「一緒に働きやすそう」と思ってもらえることも多いです。
志望動機を考えるのは大切ですが、面接では飾りすぎず、自分らしく、前向きな気持ちを持って臨んでみてくださいね。あなたのやる気や人柄は、きっとちゃんと伝わります!
志望動機に悩んだら、プロに相談するのもアリ!


「志望動機に力入れ過ぎないで」と言われても、やっぱり「うまく書けない…」「これで大丈夫かな?」と悩んでしまうときは、転職サイトに登録して転職先を探し、担当者に添削してもらうのもひとつの方法です。



私も実際に転職活動では相談しましたが、客観的に見てもらえるだけで安心感が全然違いました。
まずは登録だけでもOKです!気軽に使ってみてくださいね。
\ 非公開求人多数・高給与もあり!/
転職活動を全面サポート!【レバウェル看護】



志望動機だけでなく、希望に合った職場探しや面接対策も一緒にしてくれるので、本当に困ったときの心強い味方になりますよ◎
まとめ


履歴書の志望動機って、転職活動の中でも特に悩むところですよね。
「これで大丈夫かな」「もっとキレイにまとめたほうがいい?」って不安にもなるし、面接となると緊張して思うように話せなかったりもします。
でも実際、採用する側が見ているのって、志望動機の文章そのものよりも、「この人と一緒に働けそうかな?」「ちゃんと来てくれそうかな?」っていう人柄の部分だったりします。
私自身もそうでした。



すごく丁寧に書いた履歴書より「感じの良い人だったな」「笑顔で挨拶してくれたな」って印象のほうが大事にされてるんだなって、実感しています。
だから、志望動機にばかりとらわれすぎなくて大丈夫です。
うまく話せなくても、あなたが「頑張りたいと思っていること」や「前向きな気持ち」は、ちゃんと伝わります。
完璧な答えじゃなくて大丈夫。
“この人と一緒に働きたい”って思ってもらえるように、いつものあなたらしさを大切にしてみてくださいね。
コメント