行政保健師(公務員)として働き始めて数年。
- 「やりがいを感じられず、このままでいいのかな…」
- 「看護師の仕事もやっぱり気になる」
- 「正直、仕事が辛い」
- 「転職している人が羨ましい」
- 「自分も変わりたい」
ほけこそんなふうに思ったことはありませんか?
特に20代のうちは、転職を迷っても
「まだ若いし…」
「とりあえず3年、5年、10年は続けましょう」
と上司に言われ、つい先延ばしにしてしまいがちです。



でも実は、保健師から看護師への転職は20代のうちに動くことが重要。
行動のタイミングが、後悔しないキャリアを作る大きなポイントになります。
この記事では、20代で決断すべき3つの理由をわかりやすく解説します。
【20代に決断】保健師から看護師へ転職すべき3つの理由
理由① 若いうち(20代)ならチャンスが広がる


病院やクリニックには「若手歓迎」の求人が多くあります。
20代なら、未経験やブランクがあっても採用されやすいです。
一方で、30代になると経験者が優遇されがち。
保健師から看護師への転職はあるものの、ぐっと難しくなります。



若さは“伸びしろ”として見てもらえるため、スキルよりも「これから成長できそうか」で判断されます。
つまり、20代はポテンシャル採用のチャンスが大きい時期です
20代の強み!
- 覚えが早く、吸収力が高い(30代になって本当にそう思う!)
- 以前の職場の独特な風習に染まり切っていない(変な習慣が普通になってしまってくる)
- 新しい職場でも臨機応変に対応できる(やっぱり色んな人がいるからね)
- 順応力があるため、教育もしやすい(教える側もラク!)
私の体験談
私は26歳で保健師から看護師に転職しました。
当時は「若さは伸びしろ」なんて全く意識していませんでした。



後先考えずに突き進めたのも、20代だったからだと思います。
30代になると、吸収力も行動力も確実に変わります。
結婚・出産など、転職が難しくなる時期に入る人も多くなってきます。
お金で買えない若さと時間は、本当に大きな武器!!
いくらお金があっても、時間は買えません。
20代に戻りたくても、もう戻れない。
だからこそ、モヤモヤしたままではなく、
「一歩踏み出して頑張った自分」でいたい!



若いからといって「今の職場で3年・5年・10年は我慢」なんて、思う必要はありません。
日本にはこんなにたくさんの人が暮らして仕事をして、あなたに合う環境はきっと他にあります。
理由② 体力・適応能力がある20代だからこそ『挑戦』できる


看護師の仕事は、長時間の立ち仕事や、勤務先によっては夜勤もあります。
20代のうちは、体力や回復力があるため、無理なく順応しやすい時期です。
また、環境変化への適応力が高いのも20代の強み。
新しい職場文化や人間関係にも、比較的スムーズに馴染めます。



もし合わないと感じたら、また転職して新しい環境に挑戦することも可能!これが20代ならではの柔軟さです。
一度環境に慣れてしまえば、その後のキャリアも安定しやすくなります。
早めの挑戦が、長く働ける基盤づくりにつながります。
▶具体的に!
・夜勤は週1〜2回からスタートできる職場も!
(私は夜勤に自信がなかったこと、そして保健師時代の先輩たちが「夜勤がきつくて保健師に戻った」と話していたため、夜勤のないクリニックに転職しました)
・最初は先輩の補助や研修で、ゆっくり業務を覚えられる
・20代は吸収力が高く、教える側も教育しやすい、以前の職場の「クセ」もないため、順応しやすい
こうした理由から、20代のうちは成長スピードが格段に違います。
失敗を恐れず、学びながらどんどん経験を積める時期です。


● 20代のうちは失敗しても ➡ 「若いから仕方ない、また教えてあげよう」と受け入れてもらえることが多い!
● 30代になると責任が増えて周りも経験値が高く ➡ 「失敗できない」と慎重になりがちに…
▶やっぱり転職不安!って方も!



もし看護師の仕事が「合わない」と感じたら、また保健師に戻ることもできます。
だからこそ、早いうちに一度挑戦してみることが大切です。
こちらの記事も参考にしてください♪
キャリアを広げる意味でも、20代の挑戦には大きな価値があります。
「やってみてから考える」くらいの気持ちで動いてみるのがおすすめです。
理由③ キャリアの選択肢を広げられる


20代のうちに看護師経験を積むと、将来的にまた保健師に戻ることもできます。
しかもその経験は、キャリアの幅を一気に広げてくれます。
たとえば、看護師経験があることで
・産業保健師
・学校保健師
・訪問看護
・健診センター
など、多方面への道が開けます。
30代からの転職では「これまでの経験」が重視されがち。



だからこそ、若いうちの挑戦は将来への保険になります。
▶転職して良かったこと


看護師を経験してから保健師に戻ると、患者対応力や医療知識が格段にアップします。
これは、書類選考や面接で強みとしてアピールできるポイントです。
実際、現場経験のある保健師は、「臨床経験がある」として信頼されやすいです。
新卒保健師だと、看護師の現場のことがわからず、地域の方に助言するときもどう説明していいか迷うことがあります。
がん検診のキャンペーンや精密検査の方法など、ネットで情報は得られます。
しかし私は、看護師としての経験を経ているため、実際の現場に即した話をはっきり伝えられます。
ぼんやりではなく、具体的に説明できることも看護師に転職して良かったなと思います。



20代の今は、将来のための“投資期間”でもあります。
一歩踏み出すことで、5年後・10年後のキャリアが大きく変わります。
今できる経験を、自分の可能性を広げるチャンスに変えていきましょう。
番外編:30代での転職はハードルが高い


20代と比べると、30代で看護師に転職するのはハードルが高くなります。
特に、子どもを望んでいる場合や、すでに子育て中の場合は、家庭の事情が大きく影響します。
考えられるポイントは以下の通りです。
- 分からないことを20代の子と同じように聞ける?
若手のように何でも質問できる環境とは違うかも… - 子どもが熱を出したとき、仕事を休める?
急な病気での休みが増えると、職場への影響も考えないと… - 夫が出張のとき、家事・育児・仕事をすべて自分でこなせる?
一人で全てを回すのはやっぱり大変 - 転職してすぐ育休を取る?
入職直後に育休は取れるけど、職場に戻る際気まずさも… - 妊娠にもタイミングがある
30代になると妊娠率は少しずつ下がるため、タイミングはしっかり考える必要あり
この環境の中で「転職しよう」と決心するには、相当な覚悟が必要です。
さらに、夜勤や長時間勤務のある看護師の仕事は、体力面でも負担が大きくなります。



だからこそ、自由に動ける20代のうちに一度挑戦しておくことが、キャリアのハードルを下げる大きなポイントです。
若いうちに経験を積むことで、将来的に無理なく選択肢を広げられるのも大きなメリットです。
よくある質問(Q&A)
Q. 看護師の経験がなくても大丈夫?
A. 大丈夫です。私も実際に転職しました!20代であればポテンシャル採用が多く、教育体制の整った職場を見つけやすいです。
クリニックや回復期リハ病棟などでは、未経験からでも丁寧に教えてもらえる環境もあります。
Q. 転職後、また保健師に戻ることはできる?
A. 戻れる可能性は大。保健師→看護師→保健師に戻る人を実際に見たことはありませんが、
私の友人には「保健師として3回転職した人」がいます。
そのため、一度看護師を挟んでも保健師に戻れる可能性は十分に高いと思います。
看護師経験は、医療知識や患者対応力の面で確実に強みになります。
Q. 家庭との両立は難しい?
A. 働く場所を選べば、十分に両立できます。
日勤のみのクリニックや健診センターなら、夜勤がなく生活リズムを保ちながら働けます。
自分に合う働き方を選ぶことで、長く続けられる環境を作ることができます。
まとめ:20代の「今」がチャンス。迷うなら『行動あるのみ』!


20代のうちは、採用のチャンスも多く、体力や柔軟性も十分あります。



つまり、「行動するなら今」が一番のタイミングです。
保健師から看護師への転職は、たしかに勇気のいる一歩です。
でも、挑戦することで得られる経験やスキルは、将来のキャリアの幅をぐっと広げてくれます。
私自身も26歳で看護師に転職しました。
当時は不安でいっぱいでしたが、今振り返ると、あの時動いて本当によかったと思います。
あの経験があったからこそ、「保健師として働くことの意味」も、より深く理解できました。
もし今、
「このままでいいのかな」
「看護師も気になる」
と感じているなら、それは転職を考えるサインです。
一度きりの20代を、迷いながら終えるのはもったいないです。
まずは、求人を見たり、転職サイトに登録してみたり、小さな行動(情報収集)から始めてみましょう。
すぐに転職しなくて大丈夫!情報収集から始めよう


まずは情報収集から始めることがおすすめです。
いきなり転職を決める必要はありません。まずはどんな求人があるのか、どんな条件で働けるのかをチェックしましょう。
▶レバウェル看護
- 未経験歓迎の病院・クリニック求人が豊富
- LINEや電話で希望条件を伝えるだけでOK
- 20代の「やる気・ポテンシャル採用」に強い
「今の仕事が合わない」と感じたら、無理に続ける必要はありません。
若さという最大の武器を持っている今だからこそ、チャンスをつかみやすい時期です。
まずは情報を集めて、自分に合いそうな働き方をイメージするところから始めましょう。
あなたの20代を、迷いではなく「挑戦」で終わらせるための第一歩です。






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